重力から開放される時間

この記事は4分で読めます

こんにちは。カフカです。

今回はPT第一の柱、『洗練された身体の構築編』の最後のお話。
ストレス解消のお話です。

この章のメインテーマである意志力の観点から、
あなたの貴重な時間を、少しでも質の高いものにするためには、
平たく言うと、ストレスを溜めないことが重要だとお伝えしてきました。

巷にはストレス発散の名の下、
様々なストレス解消法が存在しますが、
どれも根本的な解決にはなっていないのが現状です。

一見解決できているように見えても、掘り下げてみると、
実は対症療法的な方法(臭い物には蓋をする)である場合がほとんどです。

私たちPTは、根本的な解決(第二領域)しか興味がありませんが、
”ストレスを発散する”という抽象的すぎるテーマに対して、
具体的なアプローチというのは、中々思いつかないと思います。

それは、”真実の愛”や、”神のお告げ”といった
分かる人には分かるけど、正確に伝わらないものなのです。

さらには、言葉にするのはさらに困難で、
色を使わずに”色とは何なのか”を表現するくらい難しいのですが、
あなたにとっても重要なテーマだと思いますので、
いつも通り全力で伝えさせていただきます。

私自身は、 精神的なストレスという抽象的なテーマに対して、
物理的な身体を徹底的に浄化することによって間接的に解決する
という方法を取っています。

過去の記事より何度もお話しておりますが、脳の基本構造からも、
モチベーションを上げたり、規律を守る上で、
意識的な脳よりも、むしろ非意識下の状態が重要であるので、
生理学的なアプローチというのは、非常に有効なのです。

つまり、
常に”頑張ろう”と思うことよりも、
常に”自然にやる気が出てしまう環境を作ること”がより重要です。

結局この章のテーマに回帰してしまうのですが、
身体の状態を洗練させることが、ストレス解消の根本的な解決になります。

※もちろん因果関係が相関関係ではありませんが

 

■ 毎日マッサージ1時間無料で受けられるとしたら


身体の疲労を解決する方法として、
とても魅力的な提案に聴こえるかもしれません。

無料であるなら、
帰宅後に多少忙しくても、毎日マッサージを受けたくなるかもしれません。

もちろん、1時間無料なんて上手い話はありませんが、
実は一般的に軽視されがちな、入浴に同じ効果があります。

結論から申し上げますと、
私は入浴には1時間かける価値があると考えていて、
実際に毎日1時間入浴しています。

私の知る限り、
疲労回復の方法として、入浴ほど時間帯効果のいいものはありません。

それは、
疲労回復の代表である、睡眠やマッサージより。
あるいは、酸素カプセルに入ることより効果を発揮します。

入浴のメリットを、
身体が温まり、血流がよくなる
ということくらいしか知らない人が多い印象なのですが、
その温熱効果に加えて
実は水圧による疲労回復の高い効果があります。

水面下の身体に等しく水圧がかかりますので、
マッサージを受けているときと同じような効果があります。

さらに、
浮力により、身体にかかる体重は9割近くなくなり、
全身にかか重力から開放される貴重な時間なのです。

もちろん一般的に知られている温熱効果にも、
血流を良くして老廃物を除去したり、
発汗作用により、汚れを落としたり、免疫力を向上させるメリットがあります。

さらには、入浴中のカロリー消費率は非常に高いことが知られていますので、
※ジョギングの約2倍
浸かっているだけで、生活習慣病のリスク軽減につながります。

つまり、
今日は疲れたからシャワーで済まして、早く寝よう!
というのは、アベコベな話であって、
喩えるなら、
これから天使が地上に降りてきて、美しい音楽を奏でようというのに、
テレビの再放送番組を見るようなものなのです。

もしあなたが、入浴の習慣がないのであれば、
睡眠時間を1時間削ってでも、入浴して疲労回復させたほう
全体のスループット(欲しい成果)は手に入りやすいと断言できます。(誇張抜き)

■ 入浴はもはや矜持である


さて入浴というものが、
根本的に身体の疲労回復をさせる至極貴重な時間である
ということをお伝えしまして、
その効果を最大化させるための方法をお伝えします。

これも例によって、暫定的かつ個人的な意見であるのですが、
私自身が、思考と実践を重ねた方法であるので、
ぜひあなた自身に最適化した形で取り入れていただければ幸いです。

□ キャンドルの灯のみにする
これは、至高の睡眠でお伝えした”強い光を避ける”という理由もあるのですが、
火の灯というのは、”ゆらぎの効果”というものがあります
→ 1/f ゆらぎ

ざっくり言うと、人間が自然に心地よいと感じるリズムで揺れるというものです。

□アロマを炊き、音楽を流す
アロマやキャンドル、あるいは石鹸の香りを楽しむことも非常に効果的です。
嗅覚を効果的に刺激することで、脳に適度なα波を流し、
心身ともに同時に疲労回復することができます。

私自身は、アロマを炊かない日と比較すると、
翌日のパフォーマンスに差がでるのを何度も確認しております。

□ 入浴剤・ヘアケア・石鹸を適切に選ぶ
水道水は塩素が多少なりとも含まれていますので、私は塩素中和の入浴剤を入れています。
また、石鹸やシャンプー・コンディショナーは可能な限り無添加に近いものを使います。

もはや五感でほとんど差異を感じられないレベルなのですが、
できることは全てやりたい性格がゆえに取り組んでいます。
※使う物は選びに選んでいますが、紹介は割愛します
もしかするとあなたは、
ここまでやる必要があるのか? と思われるかもしれません。

正直、ここまでやる必要はないと思います。
しかし、世界中のPT、もしくは欧米のエリート層は、
睡眠も運動も食事も、全て仕事の一部であり人生の一部である
という姿勢を持って取り組んでいます。

つまり、彼・彼女にとって、
入浴ですら矜持であるという感覚があるのです。

一般的な価値観から開放された自由なPTで在り続けるために、
ここまでやる必要があるのか? ではなくて、
ここまでやってる人には敵わない
という基準で取り組んでいくことが、
結果として最短で自由を掴む方法になると思います。

■ 成功せざるを得ない基準


数回に渡り、洗練された身体の構築のお話をさせていただきました。
・洗練された身体の構築 (概要)
・習慣のシステム (習慣化)
・多忙の原因は運動不足 (運動)
・私の目は節穴かもしれない (分節化)
・知られざる瞑想の効果 (瞑想)
・至高の睡眠 (睡眠)
・昼にワインを飲む理由 (食事)
・重力から開放される時間 (入浴)

普段何気なく、無意識に選択していることも、
客観的に丁寧に観察し、1段深く掘り下げて考えることで、
自分に最適化した方法に昇華させていくことができます。

そして何より人生を自分でデザインすることが重要です。

直接的には関係のなさそうな、ある要素と別の要素が、
意志力という概念を通すことによって、
相関しあってモチベーションを形成していることが理解していただけたかと思います。

既にお話させていただいたとおり、
運動不足が仕事の多忙を引き起こすトリガーの要素になり、
シャワーで済ますことが、昼の眠気を引き起こすトリガーになります。

バタフライ効果やカオス理論のような、複雑な関係性も、
この掘り下げを無数に繰り返せば、いずれ因果関係は掴めるのです。

理想的な身体を構築し、
高い基準を当たり前のようにクリアできる習慣と意志力があれば、
この後の、4本の柱(環境・資産・コミュニティ・スキル)は必ず手に入ります。

私がお伝えさせていただいたのは、抽象的なダイジェスト版ですので
ぜひあなた自身が、最適化させた方法に昇華させてください。

その上で、見つけたアイデアをシェアしていただけるとこの上なく嬉しいです。

それでは、次回からはPTを支える2本目の柱である
環境の構築編に入っていきます。

それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。

カフカ

次の記事 → 環境の構築編

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 2016 03.06

    至高の睡眠

    • Kumiko Uchida
    • 2017年 3月5日

    洗練された身体の構築、 全章を読ませていただきました。
    かなりストイックだなあ、、、と感じながらも、全くもってごもっともだと共感すること、また私自身も実践していることが多々あり、なんだか嬉しくなりました。

    常に頑張ろうと思うことよりも、常に”自然にやる気が出てしまう環境を作ること”
    この優しくって強く響く一説を目にした時、ガーンと一発食らった気分でした。
    自分を大事にするって、そういうことなんですね。
    そして、その基本が全てに繋がって、如いては人にも環境にも優しくなれのですよね。
    目指したいです。

    ありがとうございました。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Auther: カフカ

Permanent Traveler(終身旅行者)

インフォプレナー・投資家・ワイン

季節周期で移住→国内・海外50都市以上

移住ライフを送るためのノウハウを
余すことなくお伝えします

旅の資金を作り出す荒業

1つ上のステージを目指す