ポワソニエはガルド・マンジェより格上なのか?

この記事は4分で読めます

平凡なものを緻密に見れば、非凡なものが見えてくる

東山魁夷 (文化勲章受賞・日本画の巨匠)


カフカの日記

01/ Jan/ 2019/ on the deck – with the style – にて

 

サンタクロースを期待する子どもたちが、冬になるとどこか落ち着かないように、

私は元旦のこの日を、1ヶ月前から心待ちにしていた。

なぜなら、贔屓にしている割烹の主人から、御節料理の案内が届いたからだ。

 

 

私が一枚板のカウンターを挟んだビストロや割烹を愛する理由は、

目の前のライブ演出により、五感を使って作品を味わえることであり、

「熱いものは熱いうちに」という、新鮮さに優位性があると考えるからだ。

 

 

師に紹介していただいて以来、主人の料理に魅了され、

片道3時間のフライトを要するにも関わらず、定点観測的に繁く通うようになった。

 

 

しかし今回の期待には、「いくら主人でも…」という一抹の不安を伴っていた。

つまり、いかに信頼を寄せる主人であっても、

「世界一リッチな生ハムメロン」の味がある程度想定できるように

御節料理のように、時間が経つことが前提となった「冷たい料理」で、

果たして、この祝いの席の間が持つのか?という問いかけには、いささか懐疑的であった。

 

 

そして、「2019年の布」と書かれた美しい本麻のヴェールを外し、御重を開けた刹那、

その悪い予感が現実のものになってしまったのか。と息を飲んだ。


なぜなら私の頭にあった「御節の在るべき姿」は、

豪華な伊勢海老と祝い鯛、そして金箔と水引だったのだが、

このお重には華やかな伊勢海老は愚か、鮮やかな栗きんとんの姿も見当たらなかったからだ。

 

 

私は取り急ぎ、主人の解説を待つことにした。

しかし暫くして、ここが主人の店ではないことを思い出し、自分で考える方向に切り替えた。

 

 

予測とのギャップに頭を打たれ、しばらくは途方に暮れていたのだが、

雪道の長いトンネルを抜けたあとのように、徐々に目が慣れてくるに連れて、

そこにある「調和の取れた美」と、確かな「侘び寂び」を感じることが出来た。

 

そして最も慎ましい佇まいの「黒豆」を口にした瞬間。全ての景色が変わった。

私は雷に打たれ、自分の傲慢さに対する深い反省と共にこう呟いた。

 

「あぁそうだ…これが主人の料理だ。」

 

その黒豆は、私の知っている過去のどんな黒豆よりも「ふっくら」しており、

舌の上の滑らかさからは、丁寧にこしらえたメレンゲを思わせた。

 

また、「その他大勢のそれ」に見られるシロップ感は姿形も無く、

生蜂蜜のニュアンスを含んだ素朴な甘さが鼻に抜けて心地よい。

 

それは「しかし」も、「けれど」も、「仮に」も、「あるいは」も帯びず、

一切の有無を言わさない「正しい黒豆の姿」であった。

 

 

そのような感動の中、一つまた一つと料理を進めていくと、

主人の料理に一貫して見られる「食材の卓越性を引き出す姿勢」が確かにそこにあった。

 

田作りは、鰯の頭の苦味をしっかり残し、ナッツと醤油で香ばしく仕上げる。

たたきごぼうは、ごぼう特有の個である「強い歯ごたえと土の香り」前面に出しつつ、

上品なお酢で角だけを抑えている。

 

だから貴方は美しい…

 

この価値観こそ、和食特有の在り方なのではないか。

 

慎ましくも確かな調和の美がある主人の御節


他国の料理の多くは、調味料とオイルで「味」を造り、料理に絡める。

食材に味を如何に絡めるか?こそが、料理人が求める道なのではないかと思わせる。

だからテーブルには、「ほぼ間違いなく美味いもの」がサービスされる。

 

 

一方で、御節を作る主人の料理には、

食材と会話しながら「個」を見つけ、

「いかにして個を活かすか?」という在り方をヒシヒシと感じるのだ。

 

 

余計なものは加えず、「個が輝いている範囲」で、上手く角だけを消そう。と。

決して派手ではないが、奇をてらった旨さではなく「正しさ」がそこにある。

私が和食とフレンチを愛するのは、このマインドセットなのだ。

 

 

また、他の食文化と比較して、

和食では圧倒的に「メイン・ディッシュ」の姿を感じない。

 

西洋のコース料理には、基本的にメイン・ディッシュがあり、

そこに至るストーリーを楽しむ文化を感じる。

 

 

「メインとサブ」という感覚があるからこそ、

フレンチ・シェフには階級があり、ガルド・マンジェ(冷菜担当)よりも

ポワソニエ(魚料理担当)の方が格上だと思われているし、給料も高い。

 

 

一方の和食は、根底に「食材に貴賎なし」の価値観があり、

食材の優劣ではなく「個」を重んじる文化があるようだ。

 

 

これは、キリスト、アッラー、ヤハウェという唯一神を信仰する文化と、

あるいは万物に神が宿る八百万(やおよろず)の精神の違いも起因しているのだろう。

 

 

“黒豆には彼特有の優しさがあり、竹の子には彼女だけが持つ魅力があります”

”この在り方こそが、私たちJapaneseの美しさであり、良さではないかと思うのです”

この御節には、明らかに主人のそのような意図と想いを感じる。

 

 

そんな主人の隠れたメッセージを受け取り、私は自分の在り方を見直すことが出来た。

そして同時に「画一化教育」の現状に焦りを感じた。

 

 

個を尊重し、伸ばし、輝かせることこそ、日本人の美しさ・強みではないか?

平均にならすことに何の意味があるのだろう?

それは非常にMOTTAINAIことではないか…

 

※MOTTAINAI:勿体無い

勿体(物の本来あるべき姿)が無くなり、嘆く気持ちを表す日本語の単語

 

 

日本人は勤勉だと言われるが、その勤勉さは「資本主義の効率化」と親和性は低い。

効率化社会に適応するのでは無く「個の卓越性」を育み、

それを活かす「場」を用意できるかが重要なのではないかと私は思う。

 

 

同じ畑から生まれた同じ葡萄を使っても、毎年違うワインが出来るのだ。

いわんや、環境変数の多い人間を「画一」にする方が不自然ではないだろうか。

 

 

主人の御節を通じて、私は日本人の勿体(在るべき姿)を考えるキッカケをいただいた。

同時に、年始にお店が開いたら挨拶に行くべき、また片道3時間のフライトを手配した。

 


カフカの日記

02/ Jan. 2019. 山陽新幹線・車内にて

 

2019年、明けましておめでとうございます。

昨年も読者の方に支えられて大変学びの多い一年を過ごすことが出来ました。

いつも本当にありがとうございます。

 

 

今年も「自分の役割」を追求し、読者、関係者の方に全力で発信していく所存です。

 

偉大な先人たちの知恵を書物から学び、

さらに現代の勇気ある開拓者たちのテクノロジーの力を使うことで、

自分にしか出来ない役割を果たしながら、豊かに生きていく。

という「真っ当でありながら理想的な人生」を送れると思っております。

 

読者には、それを見つける「きっかけ」をお届けできればと思っておりますので、

ビジョンに共感していただけるなら、今年もお付き合いいただけると幸いです。

 

2019年も素敵な一年になりますように。

 

カフカ

 

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    • Risa
    • 2019年 1月2日

    カフカさん

    あけましておめでとうございます。

    今回はカフカさんの「食」に関する価値観が垣間見れる記事でしたね。
    ただお節のお話で終わらせるのではなく、そこから「個を活かす価値」についての考察に始まり、日本の教育や資本主義のことについてまで思いを巡らされる、深い考察力に脱帽です。

    なにも考えずに生きていればお節などについても考察する間もなく、一時の楽しみで終わりそうなものです。

    一流の方はお節一つとってもここまで深く掘り下げ、背景を見、主人の方の意を考えたり、そこから社会構造や自身の在り方まで掘り下げて考えを巡らせられるということなのですね。

    新年から、カフカさんから一流の在り方とは日常からこのようなレベルでものを考えるのだと教えていただけました。

    「お節おいしかったな」で終わってしまった自己を反省しつつ、精進しようと決意しました。

    今年は自己成長が目的です。とにもかくにも、あらゆる面でもっと成長していきたく思っています。

    カフカさんの発信される情報から学ばせていただきます。
    本年もよろしくお願いいたします。

    • Tae
    • 2019年 1月2日

    記事を拝読いたしました。タイトルに惹かれて読み始めたところ、引き込まれました。
    画一的な教育に慣れきっている私たちは、それを課題だとも思わずに過ごしています。
    それぞれの素晴らしさを最大限生かすという和食の知恵は、私たちが本当に見直すべきことを静かに教えてくれるのですね。静かなるそして深淵な和食の知恵と学びを、魅力的な文体でシェアしてくださってありがとうございます。
    お正月の今日また1つ今日学ぶことができました。いつか私も本物が共演している御節をいただいてみたいです。

    • Mariko
    • 2019年 1月2日

    カフカ様

    明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

    とても共感しました。子育てをしながら、子ども達が学校という小さな箱の中で、人と同じ事をするのを重要視し、点数で評価される事に違和感があります。
    早期教育や試験を受けさせる行為は、本人の主体性がなければ、親の安心の為に受けているようですね。

    私の子ども達には、試験での評価ではなく、主体的に自分の行動に責任を持ちながら、やりたい事を見つけて行く事を望みます。
    “個を尊重し、伸ばし、輝かせる事が日本人の在り方である”
    と、本当にその通りですね!日本人に生まれて誇りに思いました。

    • 若菜
    • 2019年 1月2日

    カフカさん
    あけましておめでとうございます。
    本年も宜しくお願い致します。

    非常に興味深く拝読させて頂きました。
    日々欠かす事のできない「食」。
    多角的に食を考える機会をくださりありがとうございます。
    食は生きること、ですね。
    また大きな気づきを得ることができました。
    書けば長く長くなりそうなので、このあたりで。
    いつもありがとうございます。

    • 大原緑
    • 2019年 1月2日

    個性を殺し、目立たないことで平和を守ってきた幼少期。いつのまにか、自分の個性すら見失いました。いまは、母親として生き、子供達の未来を案じて生活していますが、今回の和食の在り方が、日本人の中に本来在る文化なのであれば、目立たないことで平和を守るより、自分とは何かを見つめる経験を尊しとする姿勢に変えなければなりませんね。年始にすばらしい気付きをありがとうございました。

    • Yuki Takahashi
    • 2019年 1月2日

    いつもハッと気付かされる言葉に驚きと共に、豊かな考え方が備わっていくことに嬉しさを感じます。

    画一化教育は、ありのままの姿を受け入れ難くして、本来人が持っている自らの意思と率先力で素直に行動し学び、自己を育む力、そして日本人の美である”おもてなし”の心を疎外しているようにも感じます。

    マネジメントするために、時には必要な場面もあるとは思いますが、受け身、惰性ではなく、理解することに徹し、そして日本人の勿体(者の本来あるべき姿)を考え、これからの思考と行動に活かしていきます。

    いつもありがとうございます。

    • 平井雪江
    • 2019年 1月2日

    カフカさん、新年明けましておめでとうございます。
    私もかねてより食には関心があり、
    特に和食の美、フレンチの美については、
    日本居住中より定期的に訪ね歩いたものでした(現在は海外居住)
    今はただ食は栄養補給であり、
    いまいちど考え直す機会を得た気がします。

    私はテレビ局の報道現場から海外に移住し、現在は子育てしながら在宅ワークをしています。
    素材の持ち味を活かすように、
    今年は、私自身の持ち味を発掘し、コミュニティに活かせる年にしたい決意です。

    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • 武田光留
    • 2019年 1月2日

    やっぱり、カフカさん間違いない『人間』だった。
    ここまで、日本人たる人間は俺の知る限りでは『カフカさん』しか居なかった。
    酒に酔った状態で、このサイトを見た自分を恥じる思いすら感じてしまいました。

    • harakayo
    • 2019年 1月2日

    カフカさん

    明けましておめでとうございます。
    カフカさんの優しい語り方が好きで、動画も見させて頂いてます。

    和食のお話から多くの学びをありがとうございます。
    「食材の優劣でなく、個を重んじる文化」

    調和と言うと個々が消えそうにも思えますが、
    全体的な美の調和、そこには個々の魅力や優しさがあったんですね

    食材も繊細、活かす料理人も人ですね。

    美しいです。

    • otocosan
    • 2019年 1月2日

    国があるから、人がいるわけではないし、また犠牲になる必要もない。

    組織があるから、人がいるわけではない。

    おせち同様、器があるから、何を入れてもいいわけではない。

    人が居るから、国が出来、人が集まるから、組織が成り立つ。

    おせち同様、それぞれ一品一品が調和を取りながら、主張しなくてはいけないのだ。

    我々は調和を保ちつつ、主体性を持った「個」でなければならないのだ。

    • Naoki
    • 2019年 1月2日

    明けましておめでとうございます。

    「食」に始まった2019年のブログ!
    僕たちの1年を占うかのようでもあります。

    最高の仕事には、やはり最高の食は欠かせません。

    僕も徐々にですが、食習慣・食環境にこだわっていきたいと思います。

    本年もよろしくお願い致します。

    • やまだひろこ
    • 2019年 1月2日

    明けましておめでとうございます。

    日記を拝見させて頂きました。

    自分にしか出来ない役割を果たしながら、豊かに生きていく。

    とても心に響きました。
    今年の抱負として、この言葉を胸に、日々進んで行きます。

    素敵な言葉をありがとうございました。

    • hitomi
    • 2019年 1月2日

    個の尊重、日本の教育にはほぼないようなところですよね。今まで他の人と同じであることに安心し、それが何より正しいと思って生きてきました。
    私という存在は唯一無二の存在なのだから、本来何も周りの人に合わせる必要はない。でも他と違った行動を取ることで色々なノイズが生まれてそれがストレスになるから踏み込めない。
    周りを気にしないで思うように行動できる不屈の精神を持つのではなく、自分自身で選択して行動してそれに責任を持てる自分になること、私はそうで在りたいと思います。

    いつもワクワクするblogをありがとうございます。
    次も楽しみにしています。

    • 野崎ひとみ
    • 2019年 1月2日

    明けましておめでとうございます。

    カフカさんの声が素敵で、動画もスッと入ってきます。

    素朴なおせち、良いと思います。ひとつひとつに意味があって、それを考えながら食べるのも楽しいです。
    家は、だいぶ省いて好きなものばかりになってますけど、素敵な日本文化だと思います。

    • Teson
    • 2019年 1月3日

    カフカさん、

    明けましておめでとうございます。

    そして、新年から素敵な記事、ありがとうございます。

    主人が作った御節から、個々の個性を活かし、育てていくことの重要性を説かれている視点がカフカさんらしくてとても好きです。

    和食が、世界の人を魅了しているのも、そういった奥深さがあるのかもしれないですね。

    僕自身も、日々の生活から様々な気づきを得られるように心がけていきたいと思います。

    • 布施 薫
    • 2019年 1月3日

    カフカさん

    あけましておめでとうございます。
    カフカさんのブログ拝見させて頂きました。お正月のお節料理ですね。新しい年を迎えるに相応しい特別なお料理ですね。カフカさんのお料理に関するきめ細やかな感想とお料理を通して日本の画一的な教育に話をもっていかれるところが素晴らしいです。全体主義の教育が更に強くなっているように感じます。道徳教育においても、答えまで用意されていて、その答えの内容も意味不明です。個人の自由を束縛するような教育の中で子供達本来の個性が脅かされていますね。子供を持つ親として昨年は学校とも話し合いをさせて頂きましたが、先生自体が間違いに気付いていないのが現状です。今こそ教育から変えていかなければと思っています。
    カフカさん、今年も宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

  1. 繋がるものを感じました。
    今の資本主義社会の潜在的奴隷から、逃げ道を探し続けていましたが、それを見事に成し遂げている方々が続々と登場していることに喜びを感じております。

  2. カフカさん

    明けましておめでとうございます

    先月末に、ふと気づきました。【自分色でいいんだ!】

    在り方を追求して追求して、今たどり着いているところです。

    自分がどんな食材なのか。どのように調理したら最もお役に立つのか。

    そして、みんなのことも考えます。
    この人は黒豆なのかごぼうなのか栗きんとんなのか伊勢エビさんなのか。
    (失礼ですね(笑))
    そしてそのどれもが、一つのお重の世界に彩を添える勿体ですね。

    自分自身を追求しながら、同時に、
    誰もがきっと持っているに違いない「卓越性」を、
    本人が見つけるお手伝いができる。
    先に見つけて引き出して羽ばたかせてあげられる。

    こんなに勉強になる素晴らしいお仕事はありません。

    カフカさんいつもありがとうございます。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • 松崎聖子
    • 2019年 1月3日

    カフカ様 あけましておめでとうございます。

    昨年の収穫の一つはカフカさんの「習慣のオーダーメイド・トレーニング」です。
    今までの学びにすんなりとプラスすることが出来ました。

    トランポリンも習慣とさせて頂いています。

    今回の日本食についてもとても共感できました。
    きのこ狩りを趣味としていますが、自然からの恵みに改めて感謝することが出来ました。

    これからも多くの学びを得させて頂きます。

    ありがとうございました。

  3. カフカさん

    新年あけましておめでとうございます。

    一年の計は元旦にあり とも申しますように1年の始まりに決意を新たに目標を定めることは大事なことだと思っています。

    来年の今頃には自分の好きな仕事だけして生活できる自分になれるように日々精進、努力をしてまいります。

    具体例を挙げますととんでもなく長くなるので割愛させていただきますが、少なくとも去年より成長した後ろ姿を皆さんに見せれるようなるために努力は惜しみません。

    まだまだこのビジネスを始めてから1年もたってませんが、大きく飛躍していこうと思います。

    いろいろお世話になりっぱなしですが、いつの日か、もてる知識と経験を活かして皆さんの為になるようなことをしていきたいと思っています。

    今年もどうかよろしくお願いします。

    • chie
    • 2019年 1月3日

    カフカさん

    新年あけましておめでとうございます。

    2019年の始まりから、素晴らしすぎる気付きの連続ありがとうございます!

    食文化の違いは在り方の違い。
    日本食は確かに「メインディッシュ」だけではなく
    前菜、椀物はもちろん、付け合わせ一つをとっても個を活かした文化だと感じました。

    そんな文化なのに「画一性」を重んじた教育。
    何だか違和感ですよね。

    黒豆には黒豆の最大の良さを引き出す。
    田作りには田作りでしか出せない役割がある。

    それぞれが最高のプロであるからこそ、最高の御節になる。

    日本の全体の文化として「できない」ことへのフォーカスが過ぎてしまっているように
    感じますので、
    「○○ができる自分」にもっとフォーカスして、自分の役割を深掘りして全うして行きたいと思います。

    本年も素晴らしい一年になりますよう、どうぞよろしくお願いいたします!

    • MASAHIRO
    • 2019年 1月3日

    カフカさん

    明けましておめでとうございます。
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    カフカさんの言葉によって、自分の偏った考えや価値観に対して
    新たな気づきと学びを得ることがいつもたくさんあります。

    僕自身、日常の出来事や、入ってくる情報、体験したことの多くを
    自分の学びや成長に役立てるという事が少しずつ体得できるように
    なってきたかなと感じております。

    おかげさまで2018年は自分の人生を変えるきっかけとなった1年でした。

    しかし、まだまだ目指す先は上の方にありますので、
    今年は去年以上に更に頑張って行きたいと思っております!

    本年もどうぞよろしくお願い致します。

    • 4児mama Eri
    • 2019年 1月3日

    カフカさん ブログ更新楽しみにしておりました!
    コメントは初めて書かせていただきます。

    とても興味深い内容で 文字表現だけでも 映像が浮かんでくるそんな素敵なお話で感動しています!

    食に関してでも 在り方というものがあることに気づかせていただき 自分の視野が広がる可能性をも感じました。

    2019年 学びの多い年にしたいと思っております。

    どうぞ宜しくお願いいたします!!

    • 隆史
    • 2019年 1月3日

    カフカさん、昨年も本当にお世話になりました!
    今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

    ブログの更新楽しみにしておりました。

    そしてまた、おかげさまで割烹を食べたくなりました(笑)
    いつも何も考えづに「ただ美味しい」だけででしたが、五感、六感をフルに研ぎ澄ませて、食すと楽しいものですね。

    画一、平均化は本当にもったいないですね!
    豆一つでも色々な美しさ、味になるように、個を育てる卓越させるということにこれからも喜びを感じていきたいと思いました。

    • ayuta
    • 2019年 1月3日

    kafkaさん 

    明けましておめでとうございます。

    本年もよろしくお願い致します。

    新年よりグループの方向性、飛翔のために準備頂いた環境の中で、
    自分の在り方を見つめ直し、さらに、進めてい行くためのマインドセット。
    皆様に磨かれながら、成長してゆく自分自身を、
    しっかりと見つめて参ります。

    • あめ
    • 2019年 1月3日

    カフカさん

    あけましておめでとうございます。

    一億総中流社会を生み出した画一的な教育、価値観は高度経済成長を支えた要因の一つかもしれませんが、その画一的な価値観に限界が来ていると感じます。

    人と違う考え方生き方を実践していくのは風当たりが強く厳しい面もありますが、自分だけの「花」を模索する一年にしていきます。

    今年も宜しくお願いいたします。

    • はゃ
    • 2019年 1月4日

    カフカさん

    新年明けましておめでとうございます。

    旧年中は大変お世話になりました。
    2018年は僕にとって、本当に大切な年になりました。

    食で日本を感じる…すごく分かります。
    和食は素材の”個”を最大限生かすものだと感じてます。
    そこが海外で受けている理由の1つであるとも思います。

    一方で今の日本社会は、
    「刺身は醤油味」
    「焼き鳥はタレ味」
    「トンカツはソース味」みたいに、
    まとわりつく環境にべったり身を浸して、
    自らの味を消してしまっているような気がします。

    2019年は、今の環境を通して、
    自分と関わる人が個々の勿体を知るきっかけを作り、
    自分自身もまた、己とは何が出来る人間かを
    真剣に探っていく年にしていきます。

    本年もよろしくお願い致します。

    • AyakoC
    • 2019年 1月4日

    カフカさん

    明けましておめでとうございます。
    料理の素材をいかしたおせち料理、私の想像以上に美味しかったと思います。私は日本には住んでいないので、とても羨ましく思いました。
    私達一人一人もそれぞれの特徴を活かしてそれをビジネスに繋げていけたらいいなと思いました。

    • hideHaru
    • 2019年 1月4日

    カフカさん

    あけましておめでとうございます。

    カフカさんの考えに凄く共感します。

    素材の味を活かし味を調える。日本の技。
    自分が、日本人だからこそ共感出来る価値観だと思います。
    改めて自分は、自己を活かし、周囲と調和する中で個性を失わない存在でいる事に強く励まされた気分です。

    元々日本の独自の文化、もったえない。ワンガリーマータイさんが、世界的に広めた言葉になりましたが、日本の言葉であり文化です。

    自分は、皆同一にならなければならないのか?悩んでいた事が、ハッキリと個性を失わないで協調しながら成長して行く事で良いのだと思えました。

    今後とも宜しくお願い申し上げます。

    • nakasan
    • 2019年 1月4日

    カフカさん

    あけましておめでとうございます。

    ソースなどで味を作るのではなく、
    素材を生かしてそのものの存在感を楽しむ和食は、
    日本ならではの食文化ですね。

    日本酒も基本、お米と水からのみあれだけのものを作り出す技術と
    情熱に感動している一人です。

    自分の在り方も個性を出し過ぎず、かといって隠れすぎずに
    その場にあることで大切な役割を担う、そんな存在になりたいと感じました。

    今年もよろしくお願いいたします。

    • Hideto
    • 2019年 1月4日

    カフカさん

    新年明けましておめでとうございます。

    主人の御節から連想された日本の『個』を尊重した考え、大変奥深く素敵な内容でした。
    環境に染まることは大切なことですが、その中で個人の良さが消えてしまうのは非常に勿体ないことだと思います。

    その上で、今年は自分が全うすべき役割に徹し、それぞれの『個』を最大限活かせるよう精進していきたいと思います。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • Sakai satomi
    • 2019年 1月4日

    カフカさん。

    新年明けましておめでとうございます。

    日記を読ませて頂きました。
    在り方の重要性を改めて感じ、
    一つ一つの言葉に感銘を受けました。
    いつも、語られてる内容が分かりやすく、自分の中に素直に入ってきます。
    今年は、自分の役割を心がけて頑張りたいと思います。
    2019年、今年もよろしくお願い致します。

    • TETSUYA
    • 2019年 1月5日

    カフカさん

    明けましておめでとうございます。

    この記事を読みながら、今年はおせち料理を食べていない事に気が付きました。

    そして、普段から口にしていた「和食」と「フレンチ」の違いがあるなんて知りませんでした。

    特に、和食には、「個」を尊重する意味が込められている事にとても感動しました。

    僕の中でパラダイムシフトが起こりました。

    この記事を読んでいつも想うことがあります・・・

    「自分はまだまだ知らないことだらけ」だと。

    今年もどうぞよろしくお願い致します。
    素晴らしい1年になりますように。

  4. 明けましておめでとうございます⤴️⤴️

    そして、初めましてカフカさん。

    宇宙を動かす天日の勇者!小寺ことテンピです!

    初コメント書かせて頂きます。

    まず、

    カフカさんの文章力と構成、ユーモアやセンスがうかがえる内容が素晴らしくとても読みやすく最後まで楽しく拝読させて頂きました。

    感謝の念を込め、心より御礼申し上げます。
    有難うございます。

    さて、文章中に、知らない文字など、言葉使いにも勉強になりました!

    御節を題材に、在り方の心得をも学びました!

    やはり、非凡の方は見る視点が違うなと文章を読みながらに思いました!

    美味しさの表現が上手く、

    つい

    唾を飲み込んでしまいました。

    勿体ないという言葉の意味合いを深くしることができ、言葉の深みを覚え今後に生かしていきます。

    私も自分自身を更に磨き、個の持つ光を輝かせたいとおもいます。

    今後も、カフカさんからの投稿を楽しみにしています。

    本日は、有難うございました!

    • クッキー
    • 2019年 1月6日

    明けましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。

    さて、素晴らしい表現力に感心してます。
    師とのご関係、日本人としての心、
    文化への想い。などを気づかせていただきました。

    いつもありがとうございます。
    フランス料理は+文化、日本料理は-引く文化と教わったことがあります。個(素材)を活かす本質に迫る学びをこれからもよろしくお願いします。共創、共育、協感ですかね?
    リアルにお会いできるのを楽しみにしています。

    • tomoko
    • 2019年 1月6日

    カフカさん、みなさん

    あけましておめでとうございます。

    2019年初のカフカさんのブログを読んでいる時間は、もうその物自体がお節のような
    重箱を期待を込めて開けたかのようなそんな時間をいただきました。

    お料理の解説を読み進めながら、私の口の中は日本酒を求めていましたが
    「どんなワインをマリアージュされるのかしら?」と思っていたところ
    お写真に八海山。
    お見受けするに大吟醸でしょう。
    なんて幸せな・・

    五感をフル稼働しながら拝読させていただきました。

    私には到底思い浮かばない美しい文章をゆっくり繰り返し味合わせていただきました。
    ありがとうございました。

    • Ayumina
    • 2019年 1月7日

    カフカさん、本年度もどうぞよろしくお願いします!
    子供の頃からの教育のせいか自分否定をしがちの私達ですが、長所と個性を見つけて受け入れること、延ばしていくことが重要ですね。今年の課題になりそうです。

    • ino
    • 2019年 1月7日

    2019年明けましておめでとうございます。
    昨年は大変お世話になりました。

    御節料理から日本人の在るべき姿へ話が繋がってしまう、思考の抽象度の高さに驚嘆しました。
    資本主義の効率化された社会に無理やり適応させるのではなく、
    “「個の卓越性」を育み、それを活かす「場」を用意すべき”だという大きなビジョン、
    そしてただのビジョンに留まらず、実現させつつある所に信頼を感じ、感謝の念が湧いてきます。

    僕も自分にインスタントで化学的な味付けをせずに、素材の旨味を引き出す「在り方」を目指したいと思います。

    • Satomi
    • 2019年 1月8日

    「美しさとは、自分自身を知ることだと思うわ」

    まだ8歳くらいの白い肌と青い目をした女の子が、この前そんなことを言っていました。

    真っ赤な林檎が宝石に見えるように、高い空に飛ぶカラスが自由なように、世界は”綺麗”であふれている。

    高くて赤いハイヒールも、真っ白な羽も、甘いシロップも、装飾品はなくたって存在そのものに味がある。

    自分自身がもつ味を”正しく”理解した人こそが、本当の意味で自由だし美しい。

    そんなテーゼを、教えていただきました。

    さらには、美しいものを美しいと思える自分でありたい、というのは高校生からのテーマですが
    主人の黒豆の話を聞いて、

    美しいものの美しさたる背景を見極めて、根底に流れる正しさはそのままに、より洗練させられる自分になりたい

    つまりは、他者の良さを引き出せる存在になりたい。
    カフカさんのブログを読んで、脳内ノートにそっと付け足しをしておきました。

    明けましておめでとうございます。
    去年もそうでしたが、カフカさんのブログからスタートした本年は、すでに10年分くらいの学びを得られる予感がしています。

    変わることを楽しんでいきたいです。

  5. 飾らない美。

    飾らないからこそ、組み合わせた時に生まれる調和。

    素晴らしいですね。

    それぞれの個が本来あるべき姿に還るからこそ、美しく輝く。
    本質を見抜く目があるからこそ、そのものの本来の良さを引き出すことができる。

    そう感じました。

    • izumi
    • 2019年 1月9日

    カフカさん 明けましておめでとうございます。

    だぶるむーんのいづみです。
    カフカさんの繊細な感性、食に対するこだわり、個別性への寛大さを改めて垣間見ることができました。
    ありがとうございます。

    まだお会いしたことないですが いつかお会いしたいです。
    ブログいつも楽しみにしています。

    • 杏子
    • 2019年 1月11日

    カフカさん、
    遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
    はじめまして、杏子です。

    カフカさんの文章を読めば読むほど、
    小さな頃から、与えられた環境に何の疑問も持たず、
    何も考えずに言われた通りに日々を過ごしてきてしまったんだな、と
    悔しい思いが溢れてきます。

    昨年7月に●●に出会った時も思いましたが、
    「もっと早くに出会いたかった」と常に考えさせられるビジネスです。
    それでも誰にも過去は変えられないので、
    “これから”自分がどうなりたいかを明確に決め、
    御節の食材一つ一つにも“在り方”を見出せるような人になるよう精進していきます!

    カフカさんは、私の憧れです。
    私の人生を変えるキッカケを与えて下さり、本当にありがとうございます。

  6. 古くからの日本の伝統が残る、ご主人のおせち料理。文章を読みながら、不思議と、私も一緒に味わっているかのような錯覚を抱きました。

    それぞれが個々の持ち味を生かしつつ存在することは、元来、日本人が持っていた良さなのですね。

    素朴な人は、素朴なままで。そして、華やかな人も、疎まれることなく、華やかなままで。
    その人の「味」を出すからこそ、調和する。これからの社会もそのように在ってほしいと感じています。

    • サトシ
    • 2019年 1月18日

    今回も素敵な記事をお書きくださり、誠にありがとうございます。

    「調和の取れた美」を感じながらも、その食材の個を活かしきった御節料理,,,

    そんな料理をいただきたいと思ったのはもちろんですが、
    一見相反する概念を有する料理が主人の御節料理に詰まっているのは、
    主人の在り方故なのでしょうね。

    同じ食材や調理技法をもってしても、それを扱う人間の在り方次第で料理の味を左右させてしまうのだと思います。

    個の在り方が求められていくこれからの時代で画一化はナンセンスですし、
    調和の中に一つ一つの個性を活かしきれる主人のような方が、
    求められていくのだと思います。

    「やり方よりも在り方」

    これが心に沁みた記事でした。

    重ね重ねではございますが、
    本当に素敵で多くの学びを与えて下さる記事を作成してくださりありがとうございます。

    カフカさんの背中を追っていきますので、
    これからよろしくお願いいたします。

    • ますみ
    • 2019年 1月19日

    遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願い致します。

    テーマである、「ポワソニエはガルド・マンジェより格上なのか」について、カフカさんの文章から感じたことがあります。

    それは、上も下もないじゃないか、ということです。
    人間は何かにつけて比較して、上や下を無意識的に判断してしまいます。そして、自分の認識を無意識的に正しいんだと思い、一歩も譲らないので、争いが起こります。とても悲しいことですし、AIから見れば何やってるの、とあきれられる話です。

    最近ボヘミアン・ラプソディーをみました。
    We are the champions.
    一人ひとりの人生の主人公は、その一人ひとり自身です。
    うん万人がうねりながら、歌っている光景に心打たれました。
    有名だとかそうじゃないとか、上か下かなんて、関係なくて、誰もが自分は主人公なんだ、チャンピオンなんだと自覚して、自らストーリーを自由に創造できると気付ける社会にしていけたらいいのにな、と思いました。

    • Yukiko
    • 2019年 1月20日

    カフカさん

    素敵な記事をありがとうございます。

    お節の考察から教育の画一性に広がる思考は、流石の一言に尽きます。

    この恵まれた環境で個の卓越性を育み、また、1から10を学ぶことができる思考回路になるよう、精進して参りたいと思います。

    本年もよろしくお願い致します。

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