私の目は節穴かもしれない

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こんにちは、カフカです。

前回は、運動の重要性を解説させていただきましたが、
一般的に語られる抽象的な概念を、丁寧に掘り下げ具体的に理解することで、
非常に大きなパラダイムシフトが起こることを実感していただけたかと思います。

そこで、今回は、
・客観性は非常に重要
・世界をありのままに見ることが大切
といった、よく聞く抽象的なテーマについて、掘り下げてお話させていただきます。

そして、
客観性を鍛える数少ない方法について詳細に伝えていきます。

 

■ 私の目は節穴かもしれない


私はディーラーにて車を買おうとしています。
そして4台の車を見せられました。

あなたには違いがわかりますか?

ポルシェ

車に詳しい方でない限り、4つの車は同じように見えると思います。

私は頑張って特徴を挙げてみたのですが、
Ⅰ: 白くてスタイリッシュなスポーツカー
Ⅱ: Ⅰよりやや丸みを帯びているシャープな感じ
Ⅲ: ⅠとⅡを足して2で割った感じ
Ⅳ: Ⅰをオープンカーにした感じ
という用に、非常に稚拙で形容詞を繋げただけの表現しかできません。

あるいは時間を経て
ランダムに一つ見せられたら、全く覚えていないでしょう。

しかし、一緒にいたポルシェが好きな友人は、
えっ?全然違うだろ。
順番に、カレラ・ケイマン・パナメーラ・ボクスター
フォルムが全く違うじゃないか。
というように、

まるで和田アキ子と矢田亜希子の違いを説明するかのように
当たり前のように答えてしまいました。

光学的には、同じように見ているのだけれども、
ことポルシェに関して、私の目は機能していないのです。

別の話です・・・

 

 

■ 食べられる動物か、食べられない動物か


インド北東部のパリジー村に住んでいる少数民族アカ族には、
猫や犬、羊や牛といった動物の種類を表す言葉がなく(概念がない)、
とどのつまり、全ての動物は食べられるか否か。という2つの観点のみで見ているそうです。

あるいは、北米やアラスカに生息しているエスキモーと呼ばれる民族には、
私たちが白と1色しか認識していない
雪の色を表す言葉が20~400種類存在し、実際に見分けているといわれています。
  → the great eskimo vocaburaly hoax

このように、私たち人間は
言葉を使うことよって、モノとモノの境界を定義しているのです。
(これを分節化と呼びます)

つまり、語彙(ボキャブラリー)を増やすことで、
概念が増え、認識できるもの・見えるものが増えるということです。

他にも例えば、
私達に馴染みがある英語において、日本語では表現できない概念が存在します。

It’s a piece of cake. :楽勝だよ
Save your breath. :それ以上言わなくていい
というように、正確なニュアンスを直訳することができない表現があります。

外国語を学んでいくうちに、誰しも
その言葉特有の表現・概念を実感した経験があると思います。

外国語を学んだり、新しい体験をすることは、
新しい知識を得ること。という目的はもちろん、
世界を切り取る概念の数を増やす。という大きなメリットがあるのです。

 

 

■ 色メガネをかけて世界を見ている


人間の脳というのは、構造上
比較することでしか認識できないので、
私たち自身のものの見かたに関して、考えることは滅多ないと思いますが、
私たち日本人はかなり特殊な視点で世界を見ています

例えば、
古来より四季のある自然に囲まれた私たちは、
世界のどの文化と比べても、自然現象を表す概念が非常に豊富です。

霞、夕立、時雨、五月雨、東風、霙など、多言語には存在しない概念があります。

また、水に囲まれた島国であることより、水に関する概念が豊富です。
 

英語で、【wet】と一言で表現される中に、
【ぬれる】【湿る】【しとる】【潤う】と濡れ方によって変わったり、

擬音語に関しても、
【しっとり】【じめじめ】【びしょびしょ】【ぐちょぐちょ】【じとじと】
など、あまりにも豊富な言葉があります。
 そして私達は感覚としても、それらの違いを認識できます

逆に魚文化である日本においては、肉を表す表現は非常に乏しい
例えば、肉食文化であるアメリカにおいては、

私たちが
【牛肉】と1つの言葉で表現する中に、
Cow(雌牛)、Ox(去勢した雄牛)、Bull(去勢しない雄牛)、Calf(子牛)
というように、いくつも表現がありますし、

【焼く】という1つの表現も、英語においては、
Bake、Fly、Roast、Grill、Broilなど、複数の言葉があります。

つまり、
地球上の0.07%の面積しかない、日本という
ごく特殊な環境においてのみ通用する概念で
(特定の色眼鏡をかけて)世界を見ているということになります。


※相対的に、日本においても
さらに特定の地域の特定のコミュニティの色眼鏡が…と続きます

 

 

 

 

■ 世界をあるがままに見る


酸欠にならない限りは空気の存在を意識しないように、
固定された環境にいると、特殊なメガネの存在を感じられないのです。

なぜ、私が日本各地や世界各国に移動するのかというと、
様々な文化・言語・体験を通して、
フィルターを細かくし、世界をあるがままに認識する
という目的があるからです。

世界をありのまま認識する(客観性を鍛える)というのは、
どんな分野においても成果をあげるために必要条件になります。

そして、
各業界において圧倒的な成果を挙げている偉人は、客観性の重要性を説きます。

リスクは、あなたが何を行っているか知らないことが原因だ

ウォーレン・バフェット

天才とは客観性を備え、精神に客観的方法を取らせることのできる人物に他ならない

ショーペンハウアー

常識とは18歳までに身に着けた偏見のコレクションのことをいう

アインシュタイン

 

■ OK、重要なのはわかった。でどうすればいいの?


そうは言っても、今の生活がある中で、
いきなり海外に行ったり、新しい土地に引越しするのは現実的ではないと思います。

もう少しお手軽な方法として、
いつもの自分ならやらない選択を選んでみる
という効果的なものがあります。

・いつもシャワーだけで済ますけど、今週はお風呂に浸かってみる
・朝は洋食だけど、しばらく和食にしてみる
・いつも行く美容室から、違う店を試してみる
・初めの一杯をビールから、ワインに変えてみる
など、小さな変化からフィルターの精度は上げていけます。

また、
最もやりたくないことを、あえてやってみる。
という振り幅が大きなことを実践すると、世界が一気に広がります。

私自身、この視点を持ってから、新しい体験や経験を積極的に受け入れるようにしました。
・高所は苦手だが、パラグライダーやスカイダイビングに挑戦してみる
・正座が苦手だが、華道や茶道の体験教室に通う
・女性誌を買って読んでみる
・混雑は嫌いだが、あえて都会のクラブに行ってみる
など、様々な挑戦を現在進行形で行っています。

小さな変化が指数関数的に広がっていく実感を得られると思いますので、
ぜひあなたの使いやすいように試していただけると幸いです。

変わっていくことを楽しんでいきましょう。

次回は、客観性を鍛える第二の方法

瞑想(メディテーション)についてお伝えしていきます。

それでは、今日はこのあたりで。
ありがとうございました。

カフカ

次の記事 → 知られざる瞑想の効果

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Auther: カフカ

Permanent Traveler(終身旅行者)

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