知られざる瞑想の効果

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こんにちは、カフカです。

前回は、客観性を鍛える重要性について、
分節化の話を交えて、お話をさせていただきました。

客観性を鍛える
というのは重要なテーマであるにも関わらず、

ではそのために普段していることは何ですか?
と聞かれると、答えられない人が多いのではないでしょうか。

世界で大きな結果を残すエリートは、
当然この問題意識を持っていて、実際に取り組んでいます。

今回は、世界のエリート達が取り組んでいるにもかかわらず、
多くの人に胡散臭い、怪しい、宗教的儀式と、何となく敬遠されている
瞑想~メディテーション
についてお話をさせていただきます。

 

 

 


■ 感情の色眼鏡


こんな場面を想像してください。

あなたは電車に乗っていて、
隣に座った人があなたの肩に寄りかかり寝てしまいました。


その顔を見てみると、モデルのような美女(あるいはイケメン)だとしたらどう感じますか。

もしかするとあなたは、ドキドキしたり落ち着かないかもしれません。

私自身も経験がありますが、
新幹線で隣に座った美女が、肩に寄り添って寝ていたときは、
目的の名古屋を乗り過ごして東京まで行くか真剣に悩んだくらいです。

あるいは逆に、
あなたは仕事帰りでクタクタに疲れているときに、
同性の中年(おじさんやおばさん)がもたれ掛ってきたらどうでしょうか。
きっと、前回とは同じ感情にはなれないはずです。

ましてや、汗臭かったり鼻息が荒かったりすると、
いくら穏やかなあなたでも、
なんだよ、もたれかかってくるなよ・・・と心の中で思ったり、
冷たくツンと押し返したりするかもしれません。

感情を除いて出来事だけを客観的に見てみると、
物理的には、あなたの肩にある程度の重量がかかっている
という同じ物理現象が起きているだけ
なのですが、
その相手や、自分の環境によって感じ方は全く変わってくるのです。

仕事や恋愛、あるいは円滑な人間関係の構築において、
出来事そのものと、感情を一旦切り離して考える(客観性)を鍛えること
は最重要命題になります。


 

 


■ 世界で活躍するエリートは、習慣に取り入れています


前回記事でも紹介したとおりですが、
特定の分野でめざましい成果を挙げる人物は、客観性の重要性に気付いています。

エリートと呼ばれるステージの高い層は、(キャリア的エリートとは別です)
客観性を鍛えるための習慣
を生活のシステムに組み込んでいます。

そして今回私が紹介する、
瞑想~メディテーションというものを、取り入れている人はますます増えています。

一例を挙げると、
現代のクリエイティビティに代表されるスティーブ・ジョブズは、
瞑想を日常的に行っていたとされていますし、

ウォールストリートジャーナルの高級不動産サイトにおいては、
瞑想部屋を備え付けた豪邸というのは、数多く見られます。

私自身、ジュリアロバーツが瞑想をしている姿を見て以来
興味を持って調べてみるうちに、瞑想の知られざる潜在能力に気付きました。

興味があれば、調べていただきたいのですが、
一般的に宗教的儀式の印象が強い瞑想というのは、
すでに科学的に、脳をアップグレードさせる効果が実証されています。
→ 瞑想・効果などで調べていただければ、すぐに見つかります

瞑想は非常に歴史が長く、また世界各国で実践されているので、
流派のようなものが多数存在します。

今回は、実用可能な知識として
私自身が実際に行っている方法をお話させていただきます。

 

■ ヴィパッサナー瞑想・サマタ瞑想


瞑想というのは、大きく2つに大別すると、
サマタ瞑想
ヴィパッサナー瞑想
の2つに分かれます。

サマタ瞑想というのは、いわゆる
1点集中型の瞑想法です。
特定の対象にのみ集中し、究極的な精神状態に持っていく。というように。

例えば
目を閉じ、音のない空間で、鼻呼吸をします。
そして、その鼻で感じる感覚だけに集中する。というものです。
入っていく空気、出ていく空気、温度、あるいは痒みを感じる。など。

始めたうちは、すぐに雑念が入り、
鼻への意識はどこかへ消えてしまうのですが、
瞑想を続けていると、1点に意識を留める時間が長くなってきます

サマタ瞑想を続けると、当然
集中力や意志力が高まるのですが、
かなり忍耐強く取り組んでいかなければならないし、
数ある瞑想法の中でも、効果を実感するのが難しいといわれています。

私がより意識的に取り組んでいるのが②のヴィパッサナーです。

これは、
身体に起きた事象をあるがままに感じる。
という瞑想法です。

にのみ集中していたサマタ瞑想を
全身に移し、並列処理していくイメージなのですが、
頭から足まで順番に意識を動かしていきます。
 そして、意識を向けている場所を感じたままに感じるというものです。

やってみれば気付くのですが、
普段の生活で使うことのない部分を鍛えている実感が沸いてきます。

私の場合は、しばらく実践を続けていて、
・急激な感情の上下動がなくなる
・主観と事実を一旦切り離して冷静に考えられる
・脳内のCPUがバージョンアップされる感覚
というのが実感できました。 


■ 私は秋に京都で山篭りします


もしあなたが、
なるほど気になるな・・・一度しっかり学んでみたい。
と思われるなら、瞑想合宿に参加することお勧めします。

本場のブッタガヤなどでで参加できるならそれがいいのですが、
お手軽に実践できるのは、日本ヴィパッサナー協会の開催する合宿でしょう。
私自身も年に一度は必ず参加するようにしています。

おそらく日本では一番有名な合宿で、京都と千葉にて、通年定期的に行われています。
日本ヴィパッサナー協会

HPの”合宿参加の注意”ご覧になれば分かると思いますが、
・10日目まで参加しなければならない
・聖なる沈黙を守らなければならない
・無殺生を守り、玄米菜食をしなければならない
といった、非日常的で得体の知れない恐怖を持つかと思います。笑

私自身、初めて参加した際は、
親の全力の反対を押し切りながらも、
洗脳される恐怖を若干抱きながら京都へ向かった記憶
があります。

しかし、実際に参加してみると(もちろんいい意味で)拍子抜けしました。

初日の天気が最高に良かったこともあるのでしょうが、
大自然の中に、センスのいいログハウスが建っており、
まさにスローライフ。といった感じで、ゆったりとした空間がデザインされています。


ちなみに、携帯の電波は圏外になるくらいの田舎ですが、
国道から1キロ離れていないくらいの場所ですので、安心できるかと思います。


私が参加するのは、10日間コースなのですが、

この短期間でも、かなり効果を実感できます。

瞑想に集中できるというのはもちろんなのですが、それ以外も恩恵を受けています。

 

 


 

恩恵① ~思考をする最高の環境


外界から物理的に完全に隔離されていますし、
参加中は携帯やPCはもちろん、音楽や書籍を読むこともできませんし、
聖なる沈黙により、会話さえ禁止されていますので、
本当に自分自身とゆっくり対話ができる感覚があります。

やってみると、
考えてみれば、ここ数年ゆっくり考える時間がなかったな
ま、人間も動物なんだし、たまには自然な状態にすることは必要だよな
と感じます。

外界から離脱し、ゆっくり思考する。
という自然な行為は、
第二領域思考のない人には一生味わうことのできない贅沢なのです。



 

恩恵② ~身体がクリアになる


参加期間中は、朝・昼の2食(昔の食生活)で、玄米菜食です。
夕方には、間食としてフルーツとティータイムがあります。
食事は無添加ですし、ドレッシングも手作りで、非常に美味しい。

さらには、シャワールームの洗剤も自然派ココナッツ洗剤で、
数日すると、参加者の体臭がほとんどないことに気付かされました。

これも瞑想中に余計な意志力を使わない配慮なのでしょうが、本当に徹底してます。

夜は9時半に寝て、朝は4時半に起きる。
昼には太陽をいっぱい浴びながら中庭でストレッチをする。

動物らしくない文明人である私達にとって、
一度リズムを理想的な状態に戻すには、最高の環境であると思います。





恩恵③ ~参加者が(もちろんいい意味で)変わり者が多い


こんなワケの分からない合宿に参加するなんて、いったいどんな輩だろう

と、自分も参加する立場のくせに懐疑心を持っていた私ですが、
人生を変えるレベルの出会いがありました。

合宿の9日目には、聖なる沈黙が解かれ、メンバーと会話ができるのですが、
それまで9日間会話こそ無いが、毎日顔を合わせているし、
修行を乗り越えた達成感から、一気に仲良くなれます。

私が始めて参加したときは、一部の人としかお話ができませんでしたが、
・物販の転売で日本中を旅している大阪のにいちゃん
・ロルフィングやヨガにやたら詳しい、神戸のイケメン
・仏教大学を卒業後、厳しい修行を続けている名古屋のお坊さん
・脳科学者で、カウンセラーをしている名古屋のコンサルタント
・絵画を描きながら、日本中を巡っているアーティスト
といった、非常に個性的なメンバーと知り合いになれました。

考えてみれば当たり前なのですが、
ド平日に10日間も休みを取って、しかもわざわざ修行をしに来るくらいの変態
しか集まらないわけですので、
個性的で有意義なメンバーと知り合いになれるのは
水が高い所から低いところへ流れるくらい自然なことなのです。

 

 

□ 運営はボランティア


これだけの設備を整えているのに、運営者は無報酬で運営しています。

つまり、彼らが言うには、
参加費用は必要ありません。
あなたの経済状態に合わせて、継続できるように支援して下されば幸いです。
と。

ごく稀にこの言葉を都合よく解釈し、何の寄付をせずに帰る人がいるそうですが、
食事代・施設の維持費と経費を負担し、
しかも何の見返りも求めない彼らの姿勢に恥じないように
私の記事を読んで、参加されるあなたは、
3万円~が常識的な参加費用だと思っていただければ幸いです。

それでもストレス発散の名の下、金曜日の夜に同僚と飲み歩いたり、
あるいは2ヶ月に1度のゴルフコンペに参加するくらいなら、
一度自分のためにリソースを使って参加することをお勧めします。

因みにシンプルなHPからは意外なほど人気です。
予約開始に合わせて申込をしないと数日で予約は埋まってしまいます。

では、今回は瞑想~メディテーションについてお話をさせていただきました。
習慣のシステムに組み込めば、効率的に客観性を鍛えていくことができます。

Windowsや i-phoneが定期的にアップグレードするように、
脳も瞑想することで、洗練させていきましょう。

それでは今回は以上です。
ありがとうございました。

カフカ

次の記事 → 至高の睡眠

 

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  1. 2016 03.06

    至高の睡眠

    • 島本
    • 2017年 3月9日

    瞑想の効果、すごいですね!

    「瞑想をする」という発想はこの記事を読むまで今までの人生では考えたことがありませんでしたので、とても興味深いなと感じております。

    瞑想合宿が気になりすぎて、ニセコでの合宿を予約してしまいました(^^)
    1か月以上先ですが、今からとても楽しみです。

    カフカさんのように繊細な感性…は手に入れられないかもしれませんが、少しでも多くの学び、新たな価値観や感性を手に入れてきたいと思います。

    • ゆうすけ
    • 2017年 6月28日

    瞑想について、僕も独学で実践していたので、大変興味深く拝見させていただきました。
    瞑想に2種類あった事や、カフカさんの体験などを知り、独学ではなくしっかり学び実践していきたいと思いました。

    瞑想合宿に参加する、また一つ自分の目標が増えました!

    カフカさんのブログは興味深いテーマばかりで少しずつですが、これから拝読させていただきます^_^

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Auther: カフカ

Permanent Traveler(終身旅行者)

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