100万円のワインと比較の歴史

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どうも。カフカです。
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自覚はまるでないのですが、
私の書く文章には、どうやらワインに関する比喩表現が多すぎるようで、
最近ワインの贈り物をいただくことが増えました。
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シャトーラギオールのナイフで、コルクを抜く度に、
世界が一歩ずつ、正しい方向に向かっている気がします。
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さて、個人的な話で恐縮ですが、
私が一貫してそれを愛してることと綺麗に反比例するように、
昔から一貫してテレビ番組というものが好きになれません。
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お相撲取りには、決してベレー帽が似合わないように、
生活の空間には、テレビはあってはならないように感じてしまうのです。
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『ふん。一体テレビの何が悪いっていうんだ!』と聞かれれば、
珈琲を蒸らしている間にでも、
3ダースくらいは理由を並べることができると思いますが、
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兎に角、
トランプとヒラリーがどうしても仲良くできないのと同じように、
私とテレビの関係もまた、あまり良好なものではありません。
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しかし年末が近づいてきて、
ふと
数年前の正月に目にした、ある格付けの番組を思い出しました。
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正確には覚えていませんが、
芸能人が『一流のもの』と『三流のもの』を比べるという内容です。
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世界最高のストラディバリウスの音色と、
安物のヴァイオリンのそれを比較したり、
1本100万円のボルドーワインと、カジュアルなワインを飲み比べたり…
確かそんな番組だったと思います。
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それは大半の視聴者の予想通り、
庶民的な芸人や、おばちゃん芸能人は、ものの見事に間違えてしまい、
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一方でGACKTさんは、
まるで自動車と三輪車の違いを説明するように
区別をしていました。
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その内容について、特に言及したいことはありませんが、
観た人の反応が、私の中で強い違和感として残っているのです。
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番組が放送された数日後、
100万円のワインって言っても、芸能人でも違いが分からないんだし、
1000円のでも十分美味しいんだから、
ぶっちゃけさ、100万円払うのは無いよな。
というような意見をチラホラ聞くようになったのです。
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あるいは、あの番組を出来レースだと思っている方も多いようですが、
個人的な見解としては、
Gacktさんに関しては、100%理解していると断言できます。
というか、そう考えるほうが不自然です。
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何度か同じ記事を書いていますが、
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人間の脳の構造上、
2つ以上のものを比較することでしか認識できないし、
その比較を反復することでしか、記憶として残せない
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という特徴があるので、
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意識的に『2つのワインの違いを理解しよう!』と思い、
その経験を積まない限り、差が分かるはずがないのです。
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つまり、常日頃、興味・好奇心を持って、
シャブリとサンセールの香りはこう違うのか?とか、
メルローのワインは、こちらのカベルネと比べて舌触りが滑らかだ!
というような、
比較の歴史を積み重ねた人だけが、違いが分かるようになるのです。
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これも自論ですが、
ワインだけに留まらず、あらゆるものに好奇心を持って、比較を繰り返す人は、
世界を見るフィルターの制度が細かくなり、人間的なステージが上がり、
結果として何をやっても、上手くいってしまうと感じています。
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私の知り合いには、Amexのブラックカードを持つ方が何人かいますが、
彼・彼女たちに共通しているのは、食材やお酒にやたらと詳しいのです。
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珍しい食材があれば、必ずといっていいほど、コンシェルジュに尋ねています。
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それはどんな種類のもので、いつが旬で、どの辺りで取れるのか?
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彼等とお酒を飲んでいても、
『飲みやすいですねー』というような差し障りのない表現は使わずに、
『先ほどのものと比較すると、スモーキーなフレーバーだな』
といった類の表現をいつも耳にします。
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ブラックカードを所有できるくらい豊かになったから、
高いお酒を飲むようになったという因果関係はあると思いますが、
ワインの味を明確に区別するためには、長い比較の歴史があるに違いないです。
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私は、Gacktさんのことはあまり知らないので、
一応後日調べてみましたが、
彼は、英語・中国語・韓国語・フランス語が堪能で、
テコンドーでは黒帯、書道、華道にも精通しているそうです。
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この情報だけでも、明らかに比較の歴史を感じます
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結果として人生全体が上手く流れていく。
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仕事をすれば、意図しなくても数億規模で稼いでしまい
目的としていなくても、自然と人が集まってくる
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これこそが本質だなと感じます。
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つまり、
貯金ができたら、ビジネスをやりたいです!とか。
ゆとりができたら、ジムや整体に通いたいです!とか。
英語を勉強したら、海外に行きたいです!とか。
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多くの方は、悪意無くそう思いがちですが、
その矢印が逆だということに気付かない限り、何をやっても上手くいかないと、
番組プロデューサーのメッセージを感じてしまいます。
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年始の番組から学ぶこともあるものだと、鼻を折られ
テレビを毛嫌いするのは、ちょっと申し訳ないな。
と感じた一件でした。
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PS
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少年がLEGOで、お城を作るのに夢中になるように、
最近は、独自のシステムの設計に熱中しすぎて、
すっかり忘れていたが、
友人達からの贈り物で、自分が27歳の誕生日を迎えたことを認知した。
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14年物のボルドーや、シャンパン、ワインボトルに入った日本酒。
本皮のブックカバーに、最高に洒落た珈琲、
ショパンとバッハのレコードに、ヘンリー・D・ソローの書籍までいただいた。
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贈られたギフトを、自分と切り離し客観的に見ると、
まるでノーベル文学賞の受賞者に向けた贈り物のように感じられる。
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やはり世界は正しい方向に向かっているようだ。

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カフカ


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本物の葉で装飾した箱に入ったアラビカ豆

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Thank you so much.

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    • 橋本知明
    • 2017年 1月16日

    カフカ様

    今晩は。

    ブログ、全て拝見させて頂きました。

    お若いのに奥深い知恵、知識をお持ちで、正直ビックリしております。

    まずはビジネスを始めれば貯金が出来る。
    ジムや整体に行って身体をデザインすればゆとりが出来る。
    英語圏の海外の国で暮らせば英語も必然的に話せるようになる。

    納得です。

    私もその番組は観てました。

    でも、このブログ内の「お通し」と「お通じ」が違うくらい。。
    のくだりがとても面白かったです。

    橋本知明

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Auther: カフカ

Permanent Traveler(終身旅行者)

ライター・物販・為替・情報
季節周期で移住→国内・海外50都市以上

移住ライフを送るためのノウハウを
余すことなくお伝えします

【資産構築編】 旅の資金を作り出す荒業

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